お家で介護に初挑戦!段取り上手な人が行っている、トラブル回避5つのポイント

あなたの大切な高齢のご家族が、もしも、突然、介護が必要になったら、まず、何からすればいいのか不安ではありませんか?誰しも、はじめてのことに対しては、不安がつきまとうものです。

今回は、なるべくトラブルを回避しながら、在宅介護をスタートさせる方法について、ご説明します。

目次

家で介護をするメリットはあるの?

介護施設へ入所した方が、生活環境も高齢者に優しく、専門家によるサービスが24時間受けられるメリットがありますが、自宅で介護をする場合でも、メリットはあります。

自宅介護のメリット>

心の安定感
・家族にとっては、大切な高齢者を近くで見守ることができる
・高齢者にとっては、住み慣れた家で暮らせるという安心感がある

リハビリ強化
・家の中は施設ほど安全ではないため、それが逆に、体を動かすための動機につながることがある
・リハビリセンターへ通わなくても、筋力維持ができる可能性も高くなる

介護が必要になるパターン3つ

以下のことが原因で、高齢者の日常生活に支障が出始めたら、介護をスタートさせるサインだと考えてください。

①病気が原因

病気が続いて体が弱ってしまった

闘病生活の中で、様々なことが影響して、体が衰えていくケースがあります。高齢者の体の変化を、日頃から、さりげなく聞いたりしておくことも大切です。

②年齢が原因

特に大きな病気はなく、元気に見えるが、年齢とともに体が弱くなっていった

大病もせず、元気に活動している高齢者は、特に問題はなさそうに見えますが、年齢を重ねるうちに、体が弱くなっていくことは普通のことです。まだ大丈夫、という気持ちで、若い時と同じように動いていると、骨折などの心配もありますので、注意が必要です。

③入院が原因

入院が何ヶ月も続いてしまった

高齢者は、入院生活が長引くと、筋力なども衰えるため、普段の生活に完全に戻るのは困難であることが多いです。そのため、退院した後に、間もなく介護が始まるケースも少なくありません。入院してしまったら、介護の想定もした方が良いでしょう。

在宅で介護を楽しくスタートさせるための5つのポイント

ポイント①自分一人で悩み続けない

高齢者の介護が必要になったとき、家族のうちの誰か一人が、悩んでしまうケースも多々あります。例えば、多忙な主婦の方で、親の介護が必要になったとき、配偶者に相談しても、忙しい毎日で、なかなか聴いてもらえない、ということがあります。

しかし、介護は、育児の時と同じで、一人でするものではありません。周りと協力し合って進めていくものです。

自分自身が、深刻に悩む前に、家族や親戚に現状を伝えることが大事です。解決策などはすぐに出るものではありませんが、それでも周知するのとしないのでは、その後の流れが全く違います。第一段階として、大切なことは、周囲にまず「知ってもらう」ということです。

ポイント②相談無料の地域包括支援センターへ行く

お住まいの自治体によって、呼び方は異なりますが、「高齢者と家族のための介護相談窓口」として、「地域包括支援センター」が必ず設置されています。

様々な分野の専門家がいるため、高齢者に関する悩み事なら、何でも無料で気軽に相談できます。

話を聴いてもらうだけでも、悩んでいたのがスッキリしますし、在宅の介護に関する様々な情報も揃っていますので、まずは行ってみましょう。

ポイント③要介護認定を早めに受ける

高齢者が自力での日常生活に支障が出て、介護が必要と考えられる状況になったら、まずは、介護の度合いを、専門家に早めに判断してもらいましょう。

そうすることで、様々な公的支援が受けられます。市役所等の自治体へ連絡すると、認定のための手続きについて、詳しく教えてもらえますので、まずは電話してみましょう。

メリットについては、こちらの記事で、詳しくご紹介しています。ぜひお読みください。

ポイント④周囲の人を介護に巻き込む

さきほど①で、介護は自分一人でするものではない、ということを書きました。

要介護認定がおりたら、、まずはそのことを周囲の家族や親戚に事実を伝えます。その際に、それぞれの立場で、介護で協力してもらえることを話し合うことが大事です。担当を決めておくのも、いいかもしれません。

例えば、こんなケースも考えられます。

イベント関連担当(遠くに住んでいて、時間がある人 )

近況を知らせるお手紙や写真、何かの節目に、メッセージや、ちょっとした贈り物をしてもらう(例:敬老の日、父の日、母の日、誕生日、クリスマスなど)

介護緊急交代担当(近くに住んでいて、時間がある人 )

介護者が突然体調が悪くなる可能性もありますので、いざという時に交代してもらえる人を確保しておくことは、大事です。もしもの時は、助けて、と言えるような関係を築きましょう。

電話担当(多忙な人)

介護の交代もできない、手紙など出すのも面倒、という人には、高齢者宛てに、たまに電話をかけてもらいましょう。内容は、たわいもない会話で、OKです。普段、介護者と2人の時間が多いため、他の人の声を聴くことは、良い刺激にもなります。

このように、役割を明確にしておくと、周囲の人も、何を手伝えばいいのかわからない、なんてことにもなりませんし、介護に関して、今の自分に何ができるのかを考える、良いきっかけにもなります。

在宅介護の場合、介護者である家族は、目の前の介護の事で精いっぱいです。その他のことに関しては、周囲の人に分担してもらいながら、上手くバランスを取りましょう。

ポイント⑤介護保険のサービスをフル活用する

高齢者への介護サービスに関しては、介護保険が使えるリーズナブルなものや、各自治体が独自に行っているものがあります。そのほかにも、民間企業が提供する有料のサービスがあります。

介護保険サービスは、介護認定の度合いに応じて、受けられる種類が異なりますので、下の記事にて詳しくご説明しています。ぜひお読みください。

介護者が「うつ」にならないために

毎日自宅で特定の人だけが介護を行っていると、次第に、社会から隔離されたような気分になることもあります。子どもの育児と同じで、たまには、周囲の協力を得て、息抜きをすることも重要です。

予防のために工夫できること

・定期的に介護を代わってもらえる人を、確保しておく
・お泊りデイサービスの曜日を決めておき、その日は完全休日とする
・自治体の介護サービスを通じて、介護仲間を増やす

在宅介護に限界を感じたら、介護施設の検討をお勧めします。現在は、様々な介護施設が充実していますので、まずは見学だけでも、始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

介護で一番大切なのは、高齢者本人の気持ちに対して、丁寧に寄り添う心です。だからといって、一人で抱え込むには限界があります。周囲をうまく巻き込み、介護保険サービスも上手く利用しながら、明るく楽しい在宅介護ができますように、願っています。

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