『恋とギリシャと看護師国家試験』
中学の理科だったかな。
資料集のコラムに
「なぜ人は恋をするのか」 って話が載ってた。
中学生って言ったら、頭の中
恋、KOI、来い！
脳内は恋愛一色ピンクなお花畑。
好きな人が他の女子と話してるだけで、不安で悲しかったり
笑顔で挨拶しただけでその日1日Happyだったり。
失恋してもまた新たな恋をしたり。
中二病的に
人はなぜ恋をするのかを考えてみたり。
そこでたまたま目にしたコラム。
アンドロギュノス
昔、人間は、顔が２つ、手足が４本で性器も2つあり
つまり、2人で1人だった。
それをアンドロギュノスと言うんだけど。
アンドロギュノスは、神々を乗っ取ろうとするなど、かなり傲慢な生き物。
そのため、ゼウスと呼ばれる神が怒り、力を弱めるために真っ二つにしてしまった。
そのため、我々人間は、真っ二つにされた片割れを探すために恋をしている。
そんな内容だった。
なんだかズキューンときたわけですね。
25年経った今もしっくりくるお話。
ギリシャ神話なんです。
恋をすると
相手の喜びが自分の幸せだったり
相手の悲しみは自分も悲しくなったり
心が近くなって
励まされたり支えになったり。
一心同体ってゆーか
恋に盲目な時は2人で1人って思えたり。
※夫に対してはまったく思いませんが。
失恋しても
乗り越えられたり
新たな恋ができるのは
自分の本当の片割れに会うためって思ったり。。
ギリシャ神話に救われた失恋の過去(笑)
老人ホームでもね
70になっても80になっても恋をする人もいるし
亡くなった伴侶を愛し続けてる人もいる。
もしかしたら、亡くなった人はその人の片割れだったかもしれない。
恋することが終わったら
片割れを見つけたってことなのかも。
看護師の国家試験
そういえば看護師の国家試験の内容に
Aさん（70歳、女性）は、夫のBさんと死別し、軽費老人ホームに入居している。
Aさんは「今、再婚をしたいと思う好きな人ができたのに、70歳で再婚なんて恥ずかしいよと息子に叱られました。
とても悲しいです」と話した。
Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
- 1. 「息子さんの気持ちは理解できます」
- 2. 「他の職員の考えを聞いてみましょう」
- 3. 「好きな人ができることは素敵なことですね」
- 4. 「亡くなったBさんのことは忘れてしまったのですか」
って問題があって、神回と騒がれていました(笑)
アメリカでも、夫婦の事はベターハーフって言うらしいんだけど、なんでベストじゃなくてベターなんだろ。
ベストが見つかるかもしれないから？
ちなみに、ベターハーフもギリシャ神話のアンドロギュノスと同じ話らしい。
ベターハーフが片割れってことみたい。
片割れとべたぁ～っとね♡
おあとがよろしいようで。
＃1分コラム ＃恋 ＃片割れ ＃アンドロギュノス ＃ベターハーフ ＃看護師国家試験 ＃答えは3
ライタープロフィール
新開 千世（しんかい ちよ）
千葉県流山市内の介護の専門学校で介護福祉士取得。その後働きながら同市内の看護学校にて看護師を取得。病院勤務、老人ホームや老人保健施設勤務、介護事業所で管理職を経たのち、障がい者グループホームを立ち上げる。都内、千葉県内のグループホームに開設から運営、実地指導対策のアドバイスを行う。現在は一般社団法人エイジレスライフ協会にて理事として、また現場では看護師・サービス管理責任者として従事。実務者研修講師（介護過程Ⅲ、医療的ケア）として活動中。
今後はケアマネ、相談支援専門員、終活ガイド士上級の知識を活かし、産業ケアマネとして、企業に参入し保険外での介護離職や８０５０問題について取り組む予定。また、医療からソーシャルコミュニティの包括的な視点で後見人活動をし、親亡き後も安心して今まで通りの生き方ができるよう支援していきたいと考えている。
