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『 これが 現実 』 第 6 話

前回まで

私の名前は仮名:青山(以下青山) 仕事は在宅での生活が難しくなった高齢者を介護施設(老人ホーム)などに紹介する、いわば介護の不動産屋さんみたいな仕事だ。(「紹介のプロ」介護施設紹介センター

あとはスケジュールの問題だ

ここはあまり時間を掛けられないことは

ノブコさんの身体状況をみればわかる

目次

第6話

ノブコさんに尋ねる

施設が入居OKだったらどうしますか

入居しますか?

答えはわかっていたがあえて尋ねる。

ノブコさんが、お願いします…

役所の担当者もふーっと息をついた

やはり本人の意思で入居したいと言っていただきたかったのだろう

もう少し時間が掛かるかなと思った案件だったが意外だった

今回は家財の整理も依頼されているので、このタイミングで施設に持っていけるもの、持っていけないものを説明しながら確認する

初めに家に来た時から思っていたが、ヤニとホコリっぽさはあったが部屋は綺麗だと

意外に…

家の荷物を少し見させてもらう

うーん、1人暮らしには荷物が多いな

特に洋服、着物もある

ノブコさんに、ここにある荷物ほとんど持っていけないと思いけどいいですか?

と尋ねる

はい、いいです。

これも意外

全部処分してください

でもこれだけは持っていきたい

ノブコさんが持っていきたいもの

①タバコ

②羽毛布団

③仏壇

皆さん、何番だと思いますか

全部ノブコさんの家にあるものです

答えは7話で

ひと通り荷物を確認して家を後にした

程なくして施設から連絡があった

入居OKです

今月入居で進めましょう

役所の担当者にも入居OKを伝えて入居日を1週間後に設定した

ノブコさんには役所の担当者から伝えてもらうとして

ここから入居に必要な事項、書類を揃えていく

介護保険証

介護保険負担割合証

医療保険証

診療情報提供書

薬2週間分

介護タクシーの手配 など

当日役所で転出届を取得して施設へ向かうことになった

入居当日の朝をむかえた

つづく

「紹介のプロ」介護施設紹介センター by 株式会社i.ホールディングス

〒103-0027東京都中央区日本橋2-1-17

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